左利きでも美容師になれる？右利きに矯正する必要はある？｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/10/29

左利きでも美容師になれる？右利きに矯正する必要はある？

美容師は右利きが多く、左利きはあまり見かけません。
昔は右利きに矯正させられることがあったため、左利きの人は美容師になれるかどうか不安になることもあるでしょう。
そこで本記事では、左利きでも美容師になれるかどうかを紹介していきます。
左利きで美容師をめざしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.　左利きでも美容師になれる？

結論から言うと、左利きでも問題なく美容師になれます。
実は、美容師の利き手が問われる道具はシザーだけ。ブラシやコームといったその他の道具は左利きでも使えるように設計されています。
しかも、現在は様々なメーカーが左利き用のシザーを取り扱っています。飛燕シザーや富士シザーといった有名メーカーからも販売されています。
そのため、左利きから右利きに矯正する美容師はほとんどいません。左利きでも美容師になれるため、安心してください。

1-1.　美容室によっては右利きに矯正する必要がある

ほとんどの美容室は、左利きの美容師でも採用してくれます。
オーナーや店長の考え方によっては、右利きに直してもらいたいと言われることがありますが、現在では、とても稀です。
それでも自分の利き手を直したいと考えるのであれば、シザーの使い方だけではなく、箸や筆記など日常生活から慣れるぐらいの相当な努力と練習量が必要となります。

1-2.　左利きの美容師のデメリット

左利きの美容師のデメリットは、シザーの金額が高いことです。
右利き用のシザーは、ほとんど市販で購入できます。しかし、左利き用のシザーを購入する場合は、セミオーダーとなることが多いです。
そのため、左利きの美容師はシザーの金額が1.5倍ほど高くなり、納期も遅くなります。

また、美容師の技術やフォーム・持ち方を教える際は、右利きで教えることが多く、左利きだと見て学ぶことが難しいデメリットも。
左利きの先輩がいれば問題はありませんが、先輩が右利きばかりだとイメージが掴みにくく、技術習得に支障をきたす可能性があります。

2.　左利きの美容師が重宝されることも

左利きの美容師はデメリットがあるように思えますが、実は美容師のヘルプをするときに重宝されるケースがあります。
右利きの美容師同士が同時に1人のお客様の施術を担当した場合、左側にいる美容師の肘が右側の美容師に当たり、邪魔になってしまうことがありますが、左利きの美容師がヘルプに入れば、腕が当たりにくく邪魔にならないため、効率よくヘルプに入れる左利きの美容師は重宝されることがあります。

まとめ

今回は、左利きでも美容師になれるかどうかについて紹介しました。

利き手が問われるのがシザーだけで、しかも左利き用のシザーも販売されていることから、左利きであっても問題なく美容師になることができます。
ただ、左利き用のシザーの価格が高かったり、美容師の技術などを見て学ぶのが難しかったりと、様々なデメリットもあります。
ですが、ヘルプのときに左利き用の美容師が重宝されるケースもあるため、右手に矯正せずと美容師として活躍できます。

少しでも不安要素が残る人は、今のうちに左利きから右利きに矯正するかどうか検討してみてください。

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