下手と思われてしまう美容師とは｜上手になるためのコツも紹介｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/10/19

下手と思われてしまう美容師とは｜上手になるためのコツも紹介

美容師は、専門学校や美容院などで失敗を重ねてお客様の要望に近いカットできるように、経験を積んで技術を高めます。
しかし、どれだけ頑張っても「技術が身につかず、自分は下手な美容師なのかもしれない」と不安になる人もいるでしょう。
そこで本記事では、上手になるためのコツなどを紹介していきます。どんな美容師が下手だと思われてしまうのか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

1.　下手と言われてしまう美容師とは

下手と思われてしまう美容師の特徴は、主に以下の2つが挙げられます。

● 想像力が足りていない
● 細部のカットが雑

では、順に見ていきましょう。

1-1.　想像力が足りていない

美容師にカットをお願いするとき、お客様は雑誌や写真などの画像を美容師に見せて、「こんな感じにしたいです」と伝えることが多いです。
イメチェンのために髪型を変えようとしている場合は、特に、このような感じでカットのお願いをすることが多いでしょう。

上手な美容師は、画像を見て情報を共有し、お客様の要望に合わせてイメージに近い髪型へと変えてくれます。

しかし、下手な美容師は、完成形をイメージできず、お客様と情報を共有できないままカットしてしまいます。
その結果、髪型が崩れたり要望より短く仕上がったりするのです。
また、そのような美容師は、お客様への提案力やカウンセリングも欠けている場合があります。

1-2.　細部のカットが雑

お客様の髪の毛はもちろん、もみあげや襟足といった顔周りのカット・処理にもこだわるのが、上手な美容師の特徴です。

このようなお客様が鏡を見て分かるような細部を雑に処理するのは、全体のスタイルも崩れます。
どれだけ知識があっても、どれだけカットスピードが早くても、細部にこだわらない美容師は下手だと言えます。

2.　下手な美容師と思われない為には？

下手な美容師から脱却するコツは様々あります。
自身の技術力・集中力のなさが原因だった場合は勉強し直すしかありませんが、どのような美容師が上手だと言われているのでしょうか。

2-1.　お客様の要望を細かく聞く

お客様の要望を細かく聞くことで、失敗を防ぎつつ下手な美容師からの脱却につながります。
例えば、カットに失敗してしまった原因の多くは、担当美容師の技術が下手だったためではなく、お客様の要望を共有しきれていなかったためだと考えられます。
どんなに技術力があっても、お客様が要望していた髪型と違っていては意味がありません。
カットをする前に必ずお客様の要望を確認し、前髪の長さや毛量など、カット中にも細かく聞いてみましょう。

2-2.　新しい知識や技術を勉強する

美容室を利用するほとんどのお客様は、「おしゃれになりたい」という願望をもっているでしょう。
そのため、最新のヘアカラーや流行のヘアスタイルなど、時代によって求められる要望が変わります。
美容師が同じ固定概念のままで働いていると、流行のヘアスタイルに対応できず、下手な美容師として見られる可能性があります。
新しい知識や技術を常に、勉強して身につけ、時代に合ったカットやヘアスタイルをつくれるようにしておきましょう。

3.　お客様に施術が気に入って頂けなかった場合はやり直しをすることも

多くの美容室では、美容師の施術がお客様が気に入らなかった場合は、やり直しを要望されます。
クレームだと感じるかもしれませんが、美容師側にとってはお客様に再チャレンジをいただけるチャンスとなります。
どこがダメだったのか、次はどのようなことを気を付ければいいのかなど、やり直しをしているときに勉強できることがたくさんあります。
やり直しを要望されたときは、面倒くさがらず、自信の苦手なところを知って、次のカットに活かすように心掛けましょう。

3-1.　場合によっては返金対応も

カットやヘアカラーなどで失敗してしまった場合は、返金対応を要求されることもあります。
例えば、要望した髪型とは、明らかにかけ離れている、などが挙げられます。
返金対応を要求されたときは、しっかりお客様に謝罪してから店長やチーフに状況を説明しましょう。

まとめ

今回は、下手だと思われてしまう美容師の特徴や脱却するコツについて紹介しました。
多くの原因は、お客様との情報の共有化を怠っていることにあります。
お客様の要望を細かく聞きつつ、新しい知識や技術を勉強して、上手な美容師だと思われるようになりましょう。

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