美容師はタトゥーしてもOK？タトゥーを入れるデメリットも解説｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/09/29

美容師はタトゥーしてもOK？タトゥーを入れるデメリットも解説

自分にしか出せない個性を表現できるタトゥー。
美容師として働いている人の中には、たまにタトゥーを入れて方もいらっしゃいます。

本記事では、美容師がタトゥーを入れてもいいのかどうかを紹介していきます。タトゥーを入れたいと考えている美容師は、ぜひ参考にしてみてください。

1.　美容師はタトゥーを入れても大丈夫？

美容師がタトゥーを入れて良いかどうかは、勤め先の美容室によって変わります。
若いお客様が多かったり、すでにタトゥーを入れている美容師がいる美容室であれば、タトゥーを入れても問題がない可能性があります。

しかし、海外と比べ、日本人はタトゥーにマイナスイメージを持つ方が少なくないため、美容師がタトゥーを入れるのは基本的に難しいでしょう。
ですので、タトゥーを入れて良いかどうかは美容室次第です。まずは、タトゥーを入れて問題ないかどうか美容室に確認してみましょう。

1-1.　隠せばOKな美容院もある

美容室の中には「タトゥーを隠す、または見えない場所であれば、美容師がタトゥーを入れてもOK」という美容室もあります。

腕や手首など、お客様から見えそうな場所にタトゥーを入れる場合は、長袖の服を着たりシールを貼ったりして対応しましょう。

1-2.　美容師がタトゥーを入れるときの注意点

不快感を感じるお客様がいる場合も考え、お客様から見えないように意識するのはもちろん、デザインや場所をしっかり考えましょう。

タトゥーは、一度入れてしまうと消すまでに時間がかかりますし、費用も安くて5万円以上かかってしまいます。
「思ってたのと違うから消したい」と思ってからでは遅いです。
タトゥーを入れて後悔しないためにも、入れる前にタトゥーに関する知識を身につけておきましょう。

2.　美容師がタトゥーを入れるデメリット

美容師がタトゥーを入れるデメリットは、主に以下の3つです。

● 美容師として働けなくなる可能がある
● 勤務先に迷惑をかける可能性がある
● 転職活動が不利になる

では、順に見ていきましょう。

2-1.　美容師として働けなくなる可能がある

タトゥーは皮膚の下にインクを入れるため、B型肝炎やC型肝炎、HIVといった感染症が発生してしまうリスクがあります。
もし感染症を患ってしまうと、美容師として働くことが難しくなります。日常生活に支障をきたさないレベルまで治ったとしても、ブランクがあるため、以前と同じように働くことも困難でしょう。

タトゥーを入れる場合は、万が一のリスクを考えておきましょう。

2-2.　勤務先に迷惑をかける可能性がある

タトゥーを入れても大丈夫な美容室は別ですが、無断でタトゥーを入れたのがバレたり、不快に感じるお客様にタトゥーが見えたりすると、勤務先に迷惑をかけてしまいます。

例えば、「あの美容院にはタトゥーを入れた美容師がいる」という口コミで来客数が減少し、売上に悪影響が出るかもしれません。
また、場合によっては雇用契約違反となり、退職させられるケースもあるでしょう。自分の勤務先に迷惑をかけたくないと考えるのであれば、充分注意をするか、タトゥーを入れるかどうかを一度よく考えてみた方がいいかもしれません。

2-3.　転職活動が不利になる

タトゥー対して、欧米では「ファッション」であったり「大切な何か」であったりと、もっとプラスイメージですが、日本でもグローバル化が進み、タトゥーに対しだいぶ偏見なくなってきてはいるとはいえ、まだマイナスイメージが多いため、タトゥーがある時点で入社NGの美容室も珍しくありません。
また、美容師以外の職種に転職したい場合でも同様です。

フリーランス美容師として働くのであれば別ですが、美容師に関係なく転職活動を行う可能性が少しでもある場合は、タトゥーを入れない方がいいかもしれません。

まとめ

今回は、「美容師がタトゥーを入れてもいいのか」について紹介しました。

美容師のタトゥーは、勤め先の美容室により、OKかNGかが決まります。
とはいえ、タトゥーを入れている場合、日本国内だと就職など選択肢が狭まる可能性があることも考えておいた方がいいかもしれません。

美容師がタトゥーを入れるデメリットやリスクを承知したうえで、もう一度タトゥーを入れるかどうか検討してみてください。

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