美容師にエプロンは必須？着用のメリットと素材別の特徴｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/02/17

美容師にエプロンは必須？着用のメリットと素材別の特徴

カラー剤やパーマ液などの薬剤を扱う美容師にとって、「エプロンを着けるか着けないか」は、誰もが感じる悩みでしょう。

実際に、エプロンを着用したうえで施術をする美容師もいれば、何も着用せずに施術をする美容師もいます。お客さんに施術をする際は必ずエプロンを着用しなければならないというルールもないため、そもそも必要性がわからないという人も多いでしょう。

そこで今回は、美容師にエプロンは必須なのか、着用のメリットを挙げながら説明します。

1.　美容師のエプロン着用は「好み」でOK！

結論から言うと、美容師のエプロンは「好み」で着用するかしないかを決めても問題ありません。なぜなら、美容師はお客さんの施術をするときに、エプロンを着用しなければならないという規定は一切ないためです。

またサロンによっては、私服や制服が汚れてしまうことを避けるため、またはスタッフ同士で統一感を出すために、エプロンの着用がルール化されているところもあります。

上記のようなケース以外においては、美容師のエプロン着用は自由でも良いでしょう。

2.　美容師がエプロンを着用するメリット

美容師にはエプロンの着用ルールが基本的にないため、着用するかしないかは自由と前述しました。しかし、美容師がエプロンを着用するのには、いくつかのメリットがあります。

2-1.　メリット（1）服が汚れない

エプロンの最大のメリットは、服が汚れないことです。

美容師は基本的に制服がなく、毎日私服を着て仕事をします。衣類に付着したカラー剤やパーマ液は、綺麗に洗い落とすことができません。施術中であれば特に、服に薬剤が付いたからと言ってすぐに洗い落とすことも不可能です。

エプロンを着用すれば、大切な私服に薬剤が付着することを気にせずに施術することができます。

2-2.　メリット（2）仕事道具をポケットに収納できる

美容師は、仕事中にハサミ（シザー）やコーム、ダッカールなど、さまざまな仕事道具を持ち歩きます。ハサミのたくさん付いた美容師用のエプロンであれば、すべてポケットに収納することも可能です。

また、仕事道具を収納するアイテムには、ほかにもシザーケースという美容師用のウエストポーチもあります。エプロンは、このシザーケースの役割を持ちながら、薬剤による汚れを予防する役割も果たしているのです。

3.　【素材別】美容師エプロンの特徴

美容師用のエプロンには、さまざまな素材の商品が販売されています。
最後に、代表的＆人気の素材をそれぞれ解説します。

●ポリエステル
撥水性に優れた、光沢のあるエプロンです。優れた撥水性でありながら、比較的安価に購入できます。耐久性はまずまずで、ポケットに重たいものを入れて動いていると破れやすい点に注意が必要です。

●デニム
ファッション性に優れた、おしゃれなエプロンです。耐久性があり品質の高い商品も多く、値段はピンキリと言えます。カラー剤が付着すると汚れが目に見えやすいという難点があるものの、かえって良い味を出すときもあります。

上記のように、美容師用のエプロンにはさまざまな素材が存在し、品質の高さによって値段も大きく異なります。
当然耐久性や機能性が高いエプロンは高価ですが、美容師用のエプロンは汚れることが前提です。身の丈に合った、自分好みの美容師用エプロンを探すことが重要だと言えるでしょう。

まとめ

美容師にはエプロンの着用ルールが基本的に定められていないため、着用するかしないかは自由です。とは言え、私服が汚れない・仕事道具をすっきり収納できるというメリットも存在するため、作業効率を高めて気持ち良く仕事をしたいのであればエプロンの着用がおすすめです。

また美容師用のエプロンには、さまざまな素材があります。おしゃれなエプロンであれば、仕事中もきっと楽しくなるでしょう。ここまでの内容を参考に、ぜひ好みのエプロンを探してみてください。

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