美容師におすすめのハンドクリームは？選び方も徹底解説！｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/02/12

美容師におすすめのハンドクリームは？選び方も徹底解説！

美容師は、カラー剤やシャンプー、さらに手袋によるムレが原因で手荒れしやすいことが特徴です。手荒れするとお客さんへの施術中も痛むだけでなく、荒れた手で施術をされると不快になるお客さんも少なくありません。

そのため美容師にとって、手荒れを防いでくれるハンドクリームの使用は欠かせません。

ハンドクリームとひとくちに言っても、さまざまな商品があり、それぞれ成分も異なります。今回は、美容師におすすめのハンドクリームの特徴から選び方まで解説します。

1.　そもそもなぜ手が荒れる？美容師ならではの手荒れの原因

美容師が手荒れをしてしまう主な原因には、下記の4つが挙げられます。

（1）シャンプー・お湯による乾燥
シャンプーやお湯によって、手の皮膚のバリア機能や角質層の水分が失われてしまいます。そして、乾燥によるかさつきといった手荒れの初期症状が表れます。

（2）ドライヤー
ドライヤーの風によって、お客さんの髪の毛だけでなく、自分の手も同時に乾燥させてしまいます。シャンプーですでに乾燥している手をさらに乾燥させてしまうため、手荒れが悪化する原因です。

（3）カラー剤・パーマ液
お客さんの髪の毛に塗布するカラー剤やパーマ液には、化学成分が含まれています。基本的に塗布時は手袋を装着するものの、シャンプー時などは素手で手に触れることもあります。乾燥によってあかぎれを起こしていた場合、傷口から薬剤が染み込み、さらに手荒れを悪化させてしまいます。

（4）手袋によるムレ
前述のとおり、お客さんにカラー剤やパーマ液を塗布する際は手袋を着用することが基本です。しかし、手袋をすることによって手汗をかいたり内部が蒸れ、かえって手荒れ・かぶれを引き起こしてしまう可能性もあります。

2.　手荒れ予防におすすめ！美容師におすすめのハンドクリーム

美容師は、お客さんへの施術において主に「手」を使います。特にお湯や薬剤に多く触れることのある美容師は、一度少しでも手が荒れてしまうと悪化しやすく、完治も困難です。

そのため、特に手荒れが気になっていない段階から常に手荒れを防いでおきましょう。最も気軽に行える手荒れ予防は、「ハンドクリームの使用」です。

ハンドクリームにはさまざまな商品があり、それぞれに特徴を持っていますが、特に美容師におすすめなのは下記の特徴を持つハンドクリームです。

●香りは無香料、もしくは万人受けするせっけん系のもの
●塗ったあともハサミ（シザー）が扱いやすいサラサラ感のあるもの
●数回シャンプーをしてもしっとり感が続く保湿力の高いもの

中でも、最も大切なのは「保湿力」です。美容師の手荒れの原因は大半が「乾燥」となるため、保湿力に優れたハンドクリームの中から選ぶようにしましょう。

3.　手荒れの症状がひどいときはどうすべき？

ハンドクリームの使用は主に「手荒れの予防」に有効です。すでに手荒れの症状が進んでいる場合は、ハンドクリームを使用しても完治することはできません。

「少しの乾燥が気になる」といった場合は、ハンドクリームを定期的に使用することで症状が治まる可能性があるものの、あかぎれなどの症状が表れ始めた際は、早期に皮膚科へ受診することがおすすめです。

手荒れへの対処は、スピードが最も肝心です。症状が悪化してしまうと、皮膚科での治療も長期化するケースがあります。そのため、少しでも症状が進んだと感じたら、働いているお店の先輩などに相談してなるべく早く皮膚科に通いましょう。

まとめ

美容師にとって、手は非常に大切な「仕事道具」です。お客さんに対して、常に最高の施術をするためにも、日頃から手のケアを忘れずに行いましょう。

美容師の手荒れを防ぐのに最も良い方法は、保湿力に優れたハンドクリームを使用することです。

保湿力に優れたハンドクリームの中にも、匂いやテクスチャなど、その特徴はさまざまです。ここまでの内容を参考に、ぜひ手の症状に適したハンドクリームを選んでください。