技術を学び、情報が発信できるYouTubeの活用｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2017年の流行語大賞にノミネートされた「ユーチューバー」という言葉。このノミネートが象徴しているように、世界中の様々な年齢層の多彩な人たちがYouTubeをプラットホームに“発信者”となることで、YouTubeがテレビを凌駕する映像通信媒体として広く一般に認知されるようになりました。

自分のチャンネルを持つことは、即ち「個人放送局」を所有するということ。個人チャンネルから魅力的なコンテンツを発信する人気ユーチューバーは、何十万、何百万人もの視聴者を持つことで、多大な影響力と莫大な富を得て、時代の寵児としてスーパースター級の地位を築き、世界中から羨望の眼差しを受けていることは世界的によく知られています。

 

そんなユーチューバーの中にも美容師を職業としている人たちがいて、自身のカット技術をYouTubeで公開している人も少なくありません。YouTubeで世界中に公開するわけですから、技術については、ある程度の自信があると推測できるので(あくまでも自己申告なので全員がそうとは言えませんが…)、各々の公開映像から学ぶことは少なくないと思います。高度な技や、やり方がよく分からなかったカットなどは、何度も繰り返し見て習得することによってサロンワークで活用できるかもしれません。

 

多くのユーチューバーたちがそうしているように、様々な映像パフォーマンスやメッセージを手軽に発信できるのもYouTubeの魅力です。

カナダ出身の歌手ジャスティン・ビーバーがYouTubeの投稿がきっかけでプロ歌手になるきっかけを掴み、世界的なスーパースターになったことはよく知られていますよね。音楽業界に限らず、YouTubeは様々なジャンルのスターたちを排出しており、日本のティーン層では、テレビの著名人よりもHIKAKIN、はじめしゃちょーといった人気ユーチューバーの知名度の方が高いということがニュースで報じられたことも記憶に新しいところ。

技術だけでなく、キャラクターに自信ありという人も“自分ワールド”をYouTubeで公開してみては、いかがでしょうか。もちろん技術あっての美容師ですが、キャラクターが集客にむすびつく可能性もあるので、トライしてみると面白いかもしれませんね。実際、ある美容師さんはYouTubeでヘアカットの動画をアップしたところ、海外から講演の依頼があったといいます。技術を学んだり、技術を広めたり、自分の「個性」を広めたり。美容師にとってもYouTubeは、色々な可能性を広げてくれるツールと言っても過言ではないでしょう。興味のある方は、是非活用してみてください。