時代を彩った“流行ヘアスタイル”10選｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2015/08/14

時代を彩った“流行ヘアスタイル”10選

テレビや雑誌などを通じてその時代の“顔”となる有名人。華やかな世界で憧れの対象になるのが、ファッションやヘアスタイルです。実際に美容室で、「○○さんと同じ髪型に！」とオーダーした人も多いのではないでしょうか。歌手、俳優、モデル、スポーツ選手など、ブームとなった有名人のヘアスタイルを紹介します。

男性編

マッシュルームカット（1960年代）

数々のヒット曲を残し、現在に至るまで語り継がれる世界的バンド・ビートルズ。文字通りボリューム感のある「マッシュルームカット」は、ブーム以降もひとつのヘアスタイルとして定着。有名人がヘアスタイルを流行させた、草分け的な存在です。

チェッカーズカット（1980年代）

チェッカーズといえば、80年代に一世を風靡したアイドルバンド。前髪部分を不揃いにカットした「チェッカーズカット」とともに人気を集めました。その後、このヘアスタイルをベースにリーゼントの前髪を下ろすのが80年代後半のアイドルにも流行したそう。

ロン毛（1990年代）

江口洋介さんをはじめとした俳優から広まった「ロン毛」。1993年にスタートしたJリーグでも、多くの選手がしていましたね。以降はワイルドな印象を与えられるところをベースに、カラー、パーマなどでアレンジされることも。現在でも男性の人気ヘアスタイルとして浸透しています。

ソフトモヒカン（ベッカムヘア）（2000年代）

2002年に行われたサッカーワールドカップに出場していたイングランド代表のデビット・ベッカム選手。トップを中心に立てたモヒカンは爆発的なブームを起こし、サッカーファンのみならず日本中の注目を集めました。

おしゃれ七三（2010年代）

男性の中で最新の流行ヘアといえるのが、サイドを2ブロックにしつつ、前髪をキッチリ“7:3”にスタイリングした「おしゃれ七三」。トップを膨らませ、全体はウェットな質感にまとめています。フォーマルなスタイルながら、スポーツ選手の間でもよく見かけますね。

女性編

聖子ちゃんカット（1980年代）

80年代を代表する女性アイドルといえば、松田聖子さん。ボリュームのあるボブヘアに外巻きカールがトレードマークでした。ブームの一方、サイドの毛を巻き上げるセットには当時の女子中高生たちがひと苦労していたというエピソードも。

ワンレン（1990年代前半）

ワンレンとは「ワンレングスカット」の略。浅野ゆう子さん、浅野温子さんなどに代表される、長めの髪を一定の長さに切り揃えたスタイルです。バブル時代のディスコに集まる女性は、ワンレン、ボディコン、ハイヒールが定番でした。

シャギーカット（1990年代中盤）

毛先を細くしてギザギザ感を出すシャギーカット。髪全体やフェイスラインに軽さを出せるところも魅力ですね。安室奈美恵さんや山口智子さんなどがしていたことから、当時の女性の憧れに。

エビちゃん巻き（2000年代）

2000年代中盤に多くのCMに出演し、「エビ売れ」などの言葉も生み出したモデルの蛯原友里さん。ロングヘアの毛先を内側にカールさせた巻き髪は、20～30台女性のOLを中心に一大ブームとなりました。

かきあげヘア（2010年代）

バラエティ番組でも活躍するモデル・中村アンさんの代名詞といえる「かきあげヘア」。側頭部から無造作に立ち上げることで、セクシーさと可愛らしさを両立させています。彼女自身のキャラクターも相まって、「健康的な印象になる」との声もあるそうです。

可愛い、キレイ、カッコいい…などなど、さまざまな声を集めたヘアスタイルたち。ひとたび話題になれば、瞬く間に世間に広がるのは日本の特徴といえますね。ときには当時のままのデザインを、現代風にアレンジして再流行することも。常にトレンドにアンテナを伸ばし、自分でもやってみたり、誰かとの話題になると楽しいですよね！

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