カラーリストの仕事内容は？やりがいやカラーリストになる方法とは？｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2023/10/18

カラーリストの仕事内容は？やりがいやカラーリストになる方法とは？

最近は、カラーリングのみを行うカラー専門店が増え、ヘアカラーの知識や技術に特化した「カラーリスト」が活躍しています。
カラーリストは、カラーの薬剤の知識に加え、色彩の知識も必要となります。

今回はカラーリストの仕事内容、やりがいやカラーリストになる方法について紹介します。

カラーリストの仕事内容

1.カウンセリング

カラーリストは、お客様が理想とする髪色を提供するため、カウンセリングを通して、お客様の希望や要求を理解し、髪の状態を診断します。
髪質、肌のトーン、目の色などを考慮し、最適なカラーオプションを提案します。その為、コミュニケーションやプレゼン能力も必要となります。

2.カラーの調合

イメージしたカラーが決まったら、希望のカラーに合う薬剤の調合をします。
カラー剤のメーカー、お客様の現在の髪色、明度、ダメージレベルによって、薬剤の比率は変わってきますのでカラー剤の深い知識が必要です。

3.カラー剤の塗布

お客様の髪にカラー剤を塗布します。ムラにならないよう、髪の根元から毛先まで均等にカラーを塗布する技術が必要です。髪の色を適切に発色させるために、時間を監視し、途中でカラーチェックを行います。カラー剤でお客様の肌が荒れていないかの確認も行います。

一般的なヘアカラーに加え、グレイカラー、ダブルカラー、ブリーチの他に、最近では、髪の部分的に明るい毛を作りデザインするハイライトカラー、髪の根元は暗め、毛先に行くに従って明るくするグラデーションカラーの希望が増えており、カラーリストはそれらすべての技術や知識が必要です。

4.アフターケア

カラー後に、お客様それぞれに合わせた、髪の保護やケアに関するアドバイスします。
適切なシャンプーやコンディショナーの選択、髪の健康を維持するためのケア指導が含まれます。

カラーリストのやりがい

カラーリストのやりがいは、カットと同様、お客様の髪質により仕上がりが変わりますが、それを考慮して、お客様が理想のカラーに喜んで頂けることが最大のやりがいとなります。

カラーリストに求められる資質

カラーリストに求められる資質は、感性が優れているや探究心が旺盛、学ぶことが好きな人が向いているでしょう。

色の組み合わせや、お客様の肌色に合う色など、瞬時に適した色を選ぶことができる感性と判断力、最新の髪のカラートレンドやテクニックについて常に学習し、新しいスタイルやアイデアを提供する探究心がカラーリストにとって大切な能力となります。

カラーリストになる方法

カラーリストも、スタイリスト同様に、美容師免許が必要です。
美容師免許は、受験資格を得るために、厚生労働省指定の美容学校で、昼間課程2年、夜間課程2年もしくは2年6カ月、通信課程3年次のいずれかの過程を修了後、国家資格に合格する必要があります。
最近では、ヘアカラーリストを目指すコースを用意している美容専門学校もあります。
スタイリストから転向しカラーリストになる場合もありますが、一般的には、美容室に就職しアシスタントを経てからカラーリストになる人が多いようです。

就職先については、下記の2つがあります。
　●ヘアカラー専門店 >> ヘアカラー専門店からカラーリストの求人を探す
　●カラーリストを募集している美容室 >> 美容室からカラーリストの求人を探す

まとめ

外国人風カラーやグラデーションカラーなど、カラーの技術も高度化しており、年齢・性別問わずヘアカラー市場は拡大しているため、今後はますますカラーリストのニーズは高まっていくでしょう。